■フラッシュじゃ写らない
そもそもフラッシュは暗いものに光を発射し、その反射してきた光を写真に撮るもの。だから、もともと明るく光っている花火に向かってフラッシュを焚いたところで何の意味もありません。右の写真はオートで撮影したためカメラが「夜→暗い→フラッシュ発光」と判断して自動でフラッシュを焚いてしまったものです。肝心の花火が写らず前の人の頭しか写っていない失敗例です。写真中央上にわずかに夜空に白く写っているのが花火です。この失敗を避けるためにフラッシュ発光禁止にすることで「夜→暗い→フラッシュ発光→でも発光禁止→シャッター速度を遅くしよう」とカメラが勝手に判断するのでフラッシュ禁止である程度の写真が撮れるはずです。 |