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ブライダルフェアって何?
結婚雑誌などに必ずと言っていいほど特集ページで組まれている「ブライダルフェア」。とりあえず行ってみればなんとかなりそうな感じではあります。でも、実際のところよく読んでみると、会場ごとにフェア内容はまちまちだし、参加対象者は? 予約は必要? など疑問点が続出してくるでしょう。その上、敷居が高そうなので、とかく敬遠してしまいがちではないでしょうか。ここではそんなベールに包まれたブライダルフェアの実態をわかりやすくご紹介しましょう。
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ブライダルフェアには大きくわけて2つのタイプがあります。
1.そのホテルなどの会場で結婚が決まっている人(成約者)向けのもの
  各ホテルともに年3回ほど行われるスケールの大きなフェアがその対象になります。いわゆる「内覧会」と言われるもので、婚礼料理、ケーキ、引き出物、引き菓子、ドレス、タキシードなどなど実物がほぼ全商品揃う展示を見ることができます。訪れた成約者はここで実際にひとつひとつのアイテムを検討し、選んでいくこともできます。
2.会場を探している人向けのもの
  各ホテルとも月1,2回開催しているものが対象になります。これはプチブライダルフェアという表現があてはまりそうなスタイルをとっています。プチとはいえ何パターンかの料理やケーキなどが展示されていますし、ドレスの試着ができるところもあるので内容は盛りだくさん。充分満足できるはずです(実物展示が少ない部分を写真閲覧コーナーでフォローしています)。

両フェアとも模擬挙式や披露宴のショーを体験できます。モデルさんが主役をつとめ、自分達はゲストとして参加するのが一般的です。しかし中には二人が主役となって披露宴のすべてを本番さながらにシュミレーションできる会場もあります。また婚礼料理の試食会(無料、有料ともにあり)などおいしいイベントは目白押しです。ただし、ドレス試着や料理の試食会、参加体験型の披露宴などは予約が必要なところが多いので事前に確認を忘れずにしましょう。

このように紙面では断片的にしかわからなかった挙式や披露宴の流れも、実際に足を運んで体験すると知識も認識もぐんと深くなります。帰ってから二人で「あの演出は自分達もやろう。」とか「音楽はこんなかんじで。」など具体的に話を進めて行けそうです。
気になる会場へのアプローチ方法としてだけでなく、それ以上にブライダルフェアを利用する価値はあります。

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ブライダルフェアのココがポイント
実際にブライダルフェアに行きましょう。せっかく時間を割いていくのですから、ポイントを押さえて効率よくまわりましょう。
1.事前にフェアの内容や時間を確認しておこう!
  お目当てのフェアを見つけたら、模擬挙式の時間帯やファッションショーの時間などが決まっているか確認しておきましょう。また、開催会場やそのフェア内容によって予約の有無もまちまちです。披露宴会場のモデルルーム見学やブライダルファッションショーなどは予約なしの当日参加でもOK。でも、婚礼料理の試食会やドレス試着、さらに具体的な相談希望者は事前予約の必要なケースが多くあります。詳細は直接電話などで問い合わせれば親切に教えてもらえるでしょう。時間の無駄をなくすためにも事前確認は必要不可欠です。

2.同行者は彼だけではありません。両親も大歓迎!
  主役となるカップルだけが対象と思われがちですが、そんなことはありません。実は両親と連れ立って参加するのはかなり高ポイント。二人で決め兼ねていたことも、結婚の大先輩である両親(特にお母様)の一声で目からうろこなんて事も。その上、客観的な意見も聞けるしで、あなたの強力なアドバイザーとなってくれるでしょう。もちろん彼の都合があえば是非是非、一緒に行ってください。男の人は比較的無頓着なところがありますので、実際に見て体験することで興味や責任感もいっそう湧くのではないでしょうか。

3.フェアに行く際のスタイルと持ち物
  ドレス試着をする予定の人は脱ぎ着しやすい服装がいちばんです。また、着付け係の人にみられても恥ずかしくないように下着もきちんとしたものをつけて行きましょう。言わずと知れたカメラは必携品です。最近はビデオカメラ派の人も多くなりました。ドレス試着はもちろん、会場のテーブルコーディネイトや雰囲気などをたくさんおさめてきてください。後で比較検討するよい材料となります。その他、筆記用具は言うまでもなく、資料を持ち帰るための大きめのカバンや袋もあると尚よいでしょう。また、はきなれた靴でいくことは意外な盲点かもしれません。疲れ知らずでたくさんの情報を収集してください。

4.効率よく会場を歩く方法
  会場に到着したら何はともあれ受付を済ませましょう。広い会場、どこに何があって何時からどんなショーが始まるの? そんなことを一目瞭然にまとめたのがこの受付時に配られるパンフレットです。あてもなく歩き出す前にまずこれをよく読んで、各ショーの時間帯にあわせておおまかなスケジューリングをして下さい。当日予約のみのイベントもあるので、先にその予約を済ませてからゆっくりまわりましょう。疲れ知らずの上、時間の無駄も省ける効果的な歩き方は、受付時から始まるのです。
5.ドレスを試着してみましょう
  やはり女性にとってドレスは最大のこだわりポイント。新作発表などのショーがあって見ているだけでも楽しいものです。試着するにあたっては、事前に希望のドレスデザインを考えていきましょう。また当日は、会場の広さや雰囲気を考慮に入れたバランスのとれたドレス選びも勉強してみて下さい。そして彼や同行者に色々な角度から写 真をとってもらっていましょう。顔うつりや全体のバランスも見られるからです。こうしてあなたにベストマッチな本命ドレスを見つけてくださいね。

6.試食会がある場合はチェック!
  味やボリューム、盛り付け方などが実際に体験できるので試食会への参加はおすすめです。最近ではフレンチやイタリアンでもお箸を使えるところが増えてきています。ゲストの年齢層にあったトータルな判定を冷静にチェックしてください。くれぐれも通 常の食事感覚で話しに夢中になって気づいたら終わっていたなんてことのないように! また、注意しておきたいのは、事前に予約が必要な会場が多く、有料な場合もあるということです。必ず確認をしてから行きましょう。

7.分からないことは気軽に相談してみよう
  会場が気に入り、具体的な日程や見積もりがほしい場合には会場のスタッフに相談してみましょう。特に少々聞きづらい金銭面 では、基本的な参考見積もりプランがあらかじめ用意されており、担当者がそれを説明してくれるので心配は無用です。また、すでにこだわりの演出がある人は、細かい相談をして話をつめていくこともできます。わからないことは何でもプロにたずねてひとつずつクリアにしていきましょう。

8.フェアの特典は活用しよう
  フェア中に予約すると特典のつく会場があります。また普段は特典は用意していないけれど、単発的に目玉 としてつける会場もあります。その内容は、料理が10%オフになったり控え室料が無料になるなど。ちょっとしたことと思うかも知れませんが金額にすれば結構な額になります。浮いたお金でウエディングケーキを生ケーキにしたりとランクアップすれば、お客様にも喜ばれるし、自分達も得した気分になれるでしょう。成約時には是非、担当者に確認してみてください。