ツライツライ花粉症。少しでも症状を和らげたいですね…。そこで、ザクザクドットコムでは、花粉症に対抗すべく、基礎知識や「花粉症に効く!」と言われているものを、一挙ご紹介!是非、試してみては…。
※症状や効果には個人差がありますので、必ずしも効くというわけではありません。
また、副作用が出るものもありますので、充分注意とご理解頂き、お試しされるよう、お願いいたします。
メンソレータム系
一時的に症状を抑えるには、消炎効果の有る物が良いです。スーッとして、鼻どおりが良くなります。
メンソレータムの場合は鼻の下や鼻の頭に塗ります。
ちょっと抵抗があるかもしれませんが…鼻の穴の中に直接塗るのはもっと効果的なんです!
穴の中は慣れないとツーンと鼻にしみますが、これがすごく効くんです。
でもまずは、鼻の下に塗ってみてください…。
タイガーバームは凄く強いので鼻の頭や鼻下に塗ります。鼻の中は止めた方が良いです。
塗り過ぎると顔の皮が剥けてしまいますので、充分気をつけてください。
いずれも持続時間は長くは無いですが効果はかなりあります。
またミント等のスーットする飴やガム、最近の花粉症用のあめやガムも一時的に効果があります。
目の洗浄
眼のかゆみには、眼に入った花粉を洗浄するのが一番。
眼は、とてもデリケートで大事な場所ですので、充分注意して洗浄しましょう。
ぬるま湯で洗うのが、一番良いです。
コップに38度以下のぬるま湯をなみなみ入れ、コップの縁を眼の下瞼に当て顔を前かがみにし、
コップを手前に倒します。ぬるま湯に眼を付け瞬きをし、洗い流します。
眼の場合は塩は使わないで下さい。温度も充分注意し、少しでも熱い湯は絶対に使わない事。
視力に障害を及ぼす可能性がありますので、気をつけて下さい。
かゆみがひかない場合はぬれタオルで冷やす事も良いです。
*眼のかゆみの酷い人への追加対応法
塩水(4%程度)をタオル、ティッシュ、脱脂綿等に含ませ、まぶたや眼のまわりをふくと良いです。
眼の中は塩による弊害が考えられるので絶対にやめて下さい。
甜茶
甜茶は今、いろいろなところで売っているためにかなり入手しやすく、かつ価格もリーズナブルなものが多いので、試しやすいかと思います。
選ぶときには「バラ科」の表示があるものを選ぶといいです。しかし、現状では「バラ科ではない」甜茶をみつけるほうが困難です。
お茶にして飲む場合は、日本茶のように急須でいれるのではなく、漢方薬を煎じるつもりで、少し煮たほうがエキスがたくさん抽出されるのでいいようです。一番いい方法というのはわかりませんが、よく5〜10分ぐらい煮出す、ということがいわれます。
お茶のほかに、サプリメントになっているものもあります。また、お茶の葉そのものを食べるという方法も、より効果がある場合があるそうです(微量成分まで摂取できるからかもしれません)。食べるときは、ちょっと炒るといいそうです。お茶とサプリをダブルで摂ると、エキスをたっぷり摂ることができるのでいいということもいわれます。
効果がない人もいるようですが、一応企業や医師によって実験が行なわれ、一定の効果があることは実証されているようです。くしゃみや鼻水の改善に有効なようです。
なお、効果といっても、飲んですぐ鼻が通るなどの即効性を感じる人もいれば、しばらく飲んで、はじめて「今シーズンはなんか違う」という程度の人もいるようです。
副作用については、胃が痛くなるとかお腹の調子が悪くなるなどのこともあるそうです。体質にあわないと思ったら、おやめください。
ヨーグルト
ヨーグルトの乳酸菌は腸粘膜のガードをアップさせ免疫細胞の活性化を防ぎます。花粉症にいいというよりも、腸の調子を整えることで、結果として体調をよくする、あるいは免疫のバランスを整えるなどということがいわれます。
副作用については不明ですが、食物アレルギーになりやすい乳製品ですから、そればかりばかすか食べるのは避けたほうがいいかと思います。
実際に、花粉症のひどい知人が、ヨーグルトを食べ続けたら症状が和らいだという実例を聞きました。
健康にも良いので、やってみる価値はあるのでは…。
シソ
シソは体を温める作用があり、咳や鼻水に一定の効果があることが認められていています。シソの香りにはリラックス効果もあるので、ジュースやお茶にして飲むのがおすすめです。1日10枚ほどを目安にするとよいでしょう。
ミントティー
ペパーミントのハーブに含まれるミントポリフェノールに抗アレルギー作用があるという発表がありました。
ポリフェノールはほとんどの植物に含まれている成分で、光合成によってできる植物の色素や苦味の成分をいいます。活性酸素というヒトの体に有害な成分を除去する酵素の働きをもつので、生活習慣病の予防に良いとされ最近ではとても注目されています。
他にも、チョコレート・赤ワインなどに含まれているポリフェノールにも、体の免疫をつける働きがあるので、
花粉症にも効果があるとのこと。
日本伝統の発酵食品
日本伝統の発酵食品
納豆や味噌、醤油、ぬか漬け、酒かすなど、
日本独自の発酵食品にも、腸内環境を整える善玉菌を増やすはたらきがあるといわれています。
花梨
柑橘系の植物には、咳や鼻水、のどの炎症を抑える効果があるといわれています。
花梨は香りもよく、のどに炎症を起こす花粉症にも一定の効き目があります。氷砂糖を入れて花梨を焼酎に2ヶ月ほど漬けて花梨酒にしたり、花梨を水で柔らかくなるまで煮て、黒砂糖を加えて煮詰めたりして食べてはいかがでしょう。
鼻うがい
鼻の中に入った花粉を洗い流す方法。やっている姿はあまり人に見せられないですが…
花粉自体を流してしまうだけに、とても効果的という人が多い方法です。
まず、 40度以下のぬるま湯に塩を溶かした物(200cc に小さじ半分か1杯程度) をカップに一杯用意する。
これを片方の鼻の穴を指で押さえ、カップの淵より反対側の鼻の穴からズーッと吸い込む。
余り深く吸い込むと痛いので、少しづつ吸い込みを深くする。
吸い込んだらフーンと吹き出す。鼻づまりが重い時は軽く吹き出す。これをコップ一杯程度繰り返します。
鼻の内部の物が溶けて徐々に排出される。
鼻に溜まった物が全て排出されると鼻詰まりがかなり解消すると同時に鼻水もほとんど出なくなります。
毎日寝る前に欠かさず続けると効果的。(ひどい時は1日2回行ってください。)
最初は塩を薄めに食塩水を作り、物足りなくなったらお好みで塩を調節すると良いです。
あまり勢い良く吸うと、むせますので、お気をつけください。
プロポリス
花粉症にというよりも、とくにのどの症状によいといわれています。
ただし、プロポリスには接触性皮膚炎になる人もいるので過信は禁物です。
また、産地によって品質もばらばらのようです。ブラジル産がいいといわれています。
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